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ツォリコウリ 2020(Tsolikouri 2020)白(マセラシオン)

生産者:ヴィノ・マルトヴィレ(Vino Martvillei)
/ザザ・ガグア(Zaza Gagua)
産地:ジョージア(グルジア)、サメグレロ
品種:ツォリコウリ100%(手摘み/平均9年)
タイプ:白(マセラシオン)/オレンジ
アルコール分:14度
ビオロジック

“オレンジワインの伝統的産地ジョージア、西ジョージアのサメグレロ地方で造られるシンプルな家庭料理にあうキュートなワイン”


自生酵母。
10月7日収穫、除梗し、クヴェヴリで6ヶ月間醸し、発酵・熟成。
無濾過・無清澄、瓶詰めは2021年6月。
ジョージア・サメグレロ地方、別々のワイナリーを営む夫婦の夫ザザがイメレティ地方のツォリコウリを除梗しクヴェヴリで6ヶ月醸し、発酵・熟成しました。
粘性ある濃いオレンジゴールド色、金柑、幸水梨、ユーカリの香り、ビワのほろ苦さと渋みを感じるアタック、アプリコットジャムやホワイトチョコの甘い香りにビターで果実味豊かな味わいです。
(インポーター資料)

※クヴェヴリ=伝統的なジョージアワインの発酵、貯蔵、熟成に使われる大きな土器。

生産者:ヴィノ・マルトヴィレ(Vino Martvillei)
/ザザ・ガグア(Zaza Gagua)


Samegrelo(サメグレロ)地方、Martvili(マルトヴィリ)県、Targameuli(タルガメウリ)村、Tekhuri(テフリ)川の上流にVino Martville Marani (ヴィノ・マルトヴィレ・マラニ)はございます。
訪問したのは1月の寒い時期、曇天な空模様。
小雨がぱらついておりました。
乾燥した東のカヘティ地方よりもやはり潤いを感じます。
ガイドの方の後ろにつき門を開け敷地に入り、緩やかな斜面を登っていきます。
途中には小川が流れております。
その丘の頂上に小さな2階建ての愛らしい質素な一軒屋がひっそり建っていました。
まさかここでワインを造っているなんて想像もできません。
ノックしてでてきたのはガッチリした体格、くりくりの黒目、フレディ・マーキュリーを彷彿とさせる口髭、エキゾチックなイケメンです。
あまり笑わず口数も少ない方でしたが、雰囲気はとても優しく感じました。
1階が醸造所、2階が住居でなんとこのわずかなスペースでワイン造りを営んでおります。
夫婦ともに別々で小さなワイナリーを設けワイン造りをしておりますが、今回まずご紹介するのは旦那様のZaza Gagua(ザザ・ガグア)率いるVino Martovile Marani(ヴィノ・マルトヴィレ・マラニ)です。
(すでに奥様Keto(ケイト)がOjaleshi(オジャレシ)でつくるワインも入荷しておりますが、それはまた次回以降にお披露目致します。)
2012年、5人の友人で設立されたVino Martville(ヴィノ・マルトヴィレ)は、Martvili(マルトヴィリ)県のTargameuli(タルガメウリ)村にあり、そこは中心人物のZaza(ザザ)が育った村であり幼少期に祖父や祖母と多くの時間を共にした思い出ある場所だそうです。
彼の祖父もかつてワインをつくっており、幼少期に祖父を手伝ったのが彼の初めてのワイン造りの経験です。
設立初年度の2012年、Ojaleshi(オジャレシ)わずか400本のワイン生産量から始まった彼ら。
2017年は総生産量がやっと3800本に達し、2018年は8000本を見込んでおり、しっかりと地に足を付けゆっくりとしたペースで成長していっております。
今回リリースする彼らのワインは買いブドウから造られたワインが中心です。
Ojaleshi(オジャレシ)はRacha-Lechkhumi(ラチャレチュフミ)地方の長年のパートナーであるブドウ農家からのブドウを使用しております。
同地方とImereti(イメレティ)地方のブドウ農家と仕事を共にしてきておりますが、ブドウ畑も実質は彼の考えと経験をもとにブドウ栽培を行っているそうです。
Martvili(マルトヴィリ)県の年間降水量は1580㎜もある一方、山間部や上述したTekhuri(テフリ)川の渓谷ではこの数字はグッと下がり、東(大陸内部)からの風の影響も強く受けブドウ畑とワイン造りには最適な土地と考えられております。
中でもOjalashi(オジャレシ)との栽培相性は抜群と考えられているそうで、このTargameuli(タルガメウリ)村はまさにTekhuri(テフリ)川そばにあります。
そしてついに、この地に彼らが植えた0.5haのOjaleshi(オジャレシ)の畑から今年初めての収穫が行われ、来年にはさらに1haの土地に、Tsolikouri(ツォリコウリ)、Krakhuna(クラフナ)、Aladasturi(アラダストゥリ)、Ojaleshi(オジャレシ)を植樹するそうです。
一通りの試飲を終えた後は、Zaza(ザザ)とKeto(ケイト)のご夫婦とガイド、ぼくらで宴のスタートです。
Zaza(ザザ)は英語が話せないので全て奥様が通訳してくれます。
手づくりの家庭料理と素朴な味わいの彼のワイン、場が和むのにさほどの時間もかかりませんでした。
彼のワインの大きな特徴は、マセラシオン由来のタンニンや渋みが非常にソフトで繊細なことであり、とてもキュートで搾りたてのような果実味を有していることで、とてもシンプルかつ立体的です。
ジョージアのワインにはやはりシンプルな家庭料理がとても相性がいいと感じます。
美味しいワインと料理は、いつだって国境なんてすぐに飛び越えダイレクトに胃袋とハートを射止めてくれます。
製造元:ヴィノ・マルトヴィレ(Vino Martvillei)
内容量:750ml
産地:ジョージア(グルジア)、サメグレロ

Sold out4,180(税込)

      

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