北海道の冬は雪の国である。
この前まで本州の西側で暮らしていた私にとって、さすがに氷点下の毎日の寒さは厳しい。
しかしながら、毎日の通勤路として見眺めている風景でも、よく冷えた朝の雪原の風景はいまだに美しいと思えます。
キラキラと輝く雪原には夜半に歩いたのかキツネなどの足跡が延々と続いている。
その光景は幻想的にすら思えることがあります。
今回は「白い」色合いのベルジャンスタイル・ウィートビールです。
ベルジャンというようにベルギー発祥のスパイス・ビールになります。
冬という季節柄もあり、ビールのボディ感はある程度残した状態です。
ただ、甘味は抑えた飲めるビールとしてつくっています。
霧雪のように「白く」濁った状態は、小麦麦芽と酵母が大きく関係しています。
そのため、なめらかな口当たりとなっています。
スパイスとして、このスタイルの王道であるオレンジピールとコリアンダーを使用して柑橘香を表現しています。
長年醸造し慣れ親しんだスタイルです。
オレンジ香を高める一工夫を行い、かなり香りを引き出したビールとなります。
全体として柑橘香る爽やかなテイストとなっています。
一方、麦芽香はほとんど感じません。
雪月風花は四季の風景の様を表しています。
冒頭で書いたように冬の代名詞である雪もまた楽しいものです。
白い雪原をそして次に来る春の華やかさを想像して飲んで頂ければ幸いです。
(ブルワリー資料)
Sold out¥730(税込)
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