生産者:ドメーヌ・カルテロル(Domaine Carterole)
/ジョアキム・ロック(JOACHIM ROQUE)
産地:フランス、ルーション
品種:グルナッシュ、グルナッシュグリ、グルナッシュブラン80%、
カリニャン20%(手摘み/平均60年)
タイプ:赤(ミディアム)
アルコール分:12.5度
ビオロジック(2023年取得予定)
SO2無添加
“9caveを卒業し自らルーションの可能性をさらに追及”
自生酵母。
全房で50%フードル・50%ステンレスタンクで2週間醸し後プレス。
木樽で発酵・熟成後、アッサンブラージュ。
無濾過・無清澄。
グルナッシュ主体の4品種を全房で半分はステンレスタンク、残りはフードルで醸しプレス、木樽で発酵・熟成後、アッサンブラージュしSO2無添加で瓶詰めしました。
紫がかった濃いルビーの外観、フランボワーズ、プラム、火打石にスパイシーな香り、ほろ苦い果実味とミネラルにほど良いタンニンが溶け込み、中程度のアフターが続きます。
(インポーター資料)
生産者:ドメーヌ・カルテロル(Domaine Carterole)
/ジョアキム・ロック(JOACHIM ROQUE)
南仏、バニュルス、ブルノの仲間の醸造所プロジェクトの一人、JOACHIM ROQUE(ジョアキム・ロック)は1986年8月18日バニュルスの隣のコリウールの生まれ。
海の近くなのでお父様は漁師、そしてお母様のご実家が畑を持っておりましたが、ワイン造りはしないでブドウ栽培後協同組合に売っておりました。
その8.5haの畑は250mの標高に位置し、太陽が燦燦と注いでも、充分な酸味を残してくれます。
そこにはグルナッシュノワール、カリニャン、グルナッシュグリ、グルナッシュブラン、ムールヴェードルが植えられております。
ただブドウを栽培し協同組合に販売するという仕事でしたが、ブルノと出会い、自分でもワインが造れるかも?と、この共同醸造所の話を聞きヒラメキました。
最初は大きな規模でなく、0.6haのブドウだけビオに転向、少しづつなら出来るはずだ!と試す事にしたのです。
畑をビオに変えながら、2013年にブルノのスタジエ(見習い)として、しっかりと醸造を学びました。
そして2014年に独立。
解らない時は直ぐにブルノに相談出来るという環境下、お陰様で自信がつきました。
そして2年目はもう少し増やしていこうと決意をしました。
こういう若い醸造家がどんどん美味しいワインを造ってくれると嬉しいですね。
ラベルは奥様の友人がCollioureコリウールの町を描いてくれました。
奥様Marieとの間に小さな男の子がいますが、きっとその子が大きくなってワイン造りを目指す頃には100%ビオになっているかもしれませんね。
味わいはブルノの子分と言っても良い位似ております。
最初はブルノ節が強いかもしれませんが、きっとどんどんジョアキムのカラーが出るのでしょう。
その日が今から待ち遠しいです。
(2015.2.23第二回目訪問 新井順子)
2023VTGの醸造からジョアキムは9Caveを円満脱退して自らのCaveを立ち上げました。
場所はバニュルスの海岸沿いにあった9Caveから車で20分ほど北西方向の内陸にはいった高台のエリア・サンタンドレ。
早速2024年1月に新Caveにお邪魔してきましたが、とても広く清潔な環境で仕事がとてもしやすそうです。
樽から試飲した23VTGはどれもがこれまでよりもイキイキした印象で、今後の成長がさらに楽しみとなります。
製造元:ドメーヌ・カルテロル(Domaine Carterole)
内容量:750ml
産地:フランス、ルーション