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レ・クーテイル 2023(Les Coutayres 2023)ロゼ

生産者:リサ・ル・ポステック(Lisa le Postec)
産地:フランス、オーヴェルニュ
品種:ピノ・グリ
タイプ:ロゼ
アルコール分:12.5度
SO2無添加

“パトリック・ブージュのもとで過ごし、2023年に独立を果たした新たな生産者”

標高550m、南向きの粘土石灰質土壌。

樹齢23年の葡萄。

全房で1ヶ月間マセラシオン。

樽で8ヶ月間の発酵と熟成。

薄濁りのオレンジがかったやや淡い赤色。

ドライ苺、さくらんぼのコンポートやリキュールといった凝縮感のある果実に、バラのドライフラワー、土、ナツメグなどのスパイスのニュアンスが加わり、トーンの低い落ち着いた印象を受けます。

全体を引き締めるような酸があり、果実味は充実感がありながらも重すぎることがなく、しなやかに流れるような飲み心地で喉を通ります。

芳醇で華やかな果実の風味が口中を覆うように膨らみ、長くとどまります。

徐々にビターなほろ苦さやスパイス、ドライフラワーなどの様々な要素が層を成すように重なり、複雑みを帯びていきます。

アフターにかけてほのかにバニラのようなまろやかさが現れ、柔らかく優しい印象を残し、可憐な佇まいの中にコクや深みが感じられる魅力的な仕上がりです。
(インポーター資料)

生産者:リサ・ル・ポステック(Lisa le Postec)

リサは2023年からオーヴェルニュ地方南部のイソワールでワイン造りを行っています。

彼女のキャリアは、2016年に醸造の修士号を取得したことから始まりました。

醸造専門家としてアメリカ、アルゼンチン、ニュージーランドなど海外で3年間を過ごし、多くのワイナリーで経験を積みました。

同時に生産者としての道にも興味を抱くようになっていました。

帰国後は出身地であるオーヴェルニュをはじめ、ロワールやボージョレにも足を運び、畑仕事を学びます。

なかでも最も大きな経験となったのは、パトリック・ブージュのもとで過ごした2年間だったと彼女は話しています。

彼のドメーヌで働く傍ら、2021年には現在のパートナーであるポール・オーブレとともにネゴスプロジェクト「ロー・キ・ドール」を立ち上げ、より実践的な経験を重ねながら生産者への道を着実に歩んでいきました。

そしてその2年後、幸運にもイソワールで2.2haのまとまった畑が貸しに出るというチャンスが到来し、独立を果たします。

2025年時点において畑の面積は2.8haまで拡大して、一人で運営するには十分な規模のドメーヌまで成長しました。

オーヴェルニュの気候の特筆すべき点は昼夜の寒暖差が激しいことにあり、具体例として収穫時期は最高気温が30℃を超え、最低気温が10℃を下回ることも珍しくありません。

加えて畑は標高550mの南東から南向きにかけて広がる斜面のため、ぶどうの成熟において非常に好条件な環境です。

土壌は粘土石灰質ですが、このエリアは粘土の濃度が高いがゆえに保水性に優れているため、近年の干ばつにも適応しやすい点も特徴として挙げられます。

この環境から生み出されるリサのワインの最も大きな魅力は、繊細さにあります。

オーヴェルニュ特有の塩味やフュメ香をはじめ、舌触りの柔らかさがありながら、少しアロマティックで妖艶な味わいが印象的です。

彼女は葡萄がちょうど良く熟した状態で収穫し、醸造では工程ごとにとても丁寧に仕事が施されていることがワインを通して伝わってきます。

とても明るく親しみやすい人柄のリサですが、仕事は厳格です。

畑とセラーは常に綺麗な状態に保たれ、試飲の際には余談を一切挟みません。

こうした点こそが、彼女のワインに個性を与えているのだと思います。

今後の活躍が非常に楽しみな若手生産者です。

*栽培・醸造について

ピノグリ、ガメイ(ド・ボージョレが70%、ドーヴェルニュが30%)、シャルドネを栽培する。

樹齢はガメイ・ドーヴェルニュのみ80年、その他は概ね25年。

ピノ・グリは、ミュスカ・プティグランやトゥルソー・アラダムのように、一般的に知られているものよりも実が小さく、味が凝縮しやすいタイプです。

醸造では葡萄本来の状態を活かすことを重視しており、マセラシオンを行う場合は極力全房で仕込まれます

(2023ヴィンテージはすべて全房マセラシオン)。

ピジャージュは行わず、ルモンタージュも1〜2週間に一度と頻度が少ない上に、ポンプではなくバケツを使用してタンク上層の葡萄が乾かない程度に抑えて行います。

こうすることでタンニンは非常に柔らかく、ざらつきのない滑らかな口当たりに仕上がります。

この点はロー・キ・ドールのワインにも共通しており、プロジェクトを通じて彼女の醸造技術の高さを窺えることができます。

プレスは水平のマシンを使用する。

発酵の大部分はステンレスタンクで行い、熟成は228〜400Lの樽で行う。

亜硫酸も極力使用せず、必要と判断した場合のみ少量添加されます

(2023ヴィンテージのワインは全て亜硫酸無添加)

製造元:リサ・ル・ポステック(Lisa le Postec)
内容量:750ml
産地:フランス、オーヴェルニュ

7,0956,740(税込)

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